「ブーメランのごとく・・・」

9月は昔から「二百十日」（立春から210日目）「二百ニ十日」と呼ばれる暴風雨の季節。つい先日8日には千葉県、21日には長崎県に大きなツメ後を残して去っていった。

又26日は1959（昭和34）に伊勢湾台風（台風15号）は潮岬上陸時の気圧がなんと929.5ヘクトパスカルという最強でした。さらに上陸時のは満潮時と重なって最高兆位5.8ｍを記録し、堤防を乗り越え破壊。住宅地に海水が住宅地になだれ込み、数カ月は水が引かない大災害をもたらした。

昨今は地球温暖化も相まって昔なら中程度の台風だったものが今や伊勢湾台風並みの強度を持ったたまま上陸し大災害を起している。

一方世界に目を向けると23日「国連気候サミット」ニューヨーク国連本部で開かれた。77カ国の首脳らが2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする長期目標を表明した。しかし排出量の多い中国、アメリカ、インド、ロシア、日本上位5カ国は含まれず対策強化の前向きな国々と二極化が進んでいる。こんな状態ではいくら「温室効果ガスの排出をゼロ」と叫んでみても何の効果もない。次世代の若者のためにも、早く手を打たないと大災害がブーメランのごとく戻ってくる。

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